ブルーマウンテン、カリブ海に浮かぶジャマイカ島のコーヒーです。ジャマイカ産のコーヒーの95%は日本に輸出されているのはご存知でしたか?デパートや専門店などで通常のコーヒーより5~6倍高い値段の超高級品として陳列されていますよね。ところが、日本以外ブルマンは世界的にはメジャーなコーヒーではありません。ではなぜ、世界一のコーヒーの神話ができたのか?初めて日本に入荷されたのは昭和12年頃、高額な取引だったため、早く元を取りたい!量はわずかでしたが、高い値段で売るべく考え付いたのが、「英国王室御用達」のキャッチフレーズ!当時ジャマイカは英領だったので、当然英国にコーヒーが渡り王様か女王様が好んで飲んでいるのではないかと、勝手な創造をしたそうです。その後、この宣伝文句は大当たり!ブルマンが売れに売れ、今でもこの神話がしぶとく残ってるのではないでしょうか?
只、ブルマンが「コーヒーの王様」と云われる如く、甘酸苦の三要素が自然に調和された香り豊かな最高級品である事は万人の認める所である。